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白米は食べない方がいい??
こんばんわ!
すぎ治療院のすぎです、本日もブログを読んでくださり、ありがとうございます^^
今回の内容は、、、、
「白い食べ物をやめなさい」という文章、
本のタイトルやネット記事の題名でよく目にしませんか?
あれは半分合っていて半分間違っています。
「白米をやめて、その分肉や野菜を食べなさい」
これは間違い。
「白米をやめて、その分玄米や分つき米、雑穀を食べなさい」
これなら確かに正解です。
つまり、糖質制限的な意味合いでの白米をやめろは間違いで、
精製糖質を制限して複合糖質をとりなさいが正しいのです。
今回は、ただ単に糖質制限として白米を食べないことのデメリットについてご紹介したいと思います。
「白米をやめなさい」は半分合ってて、半分間違ってる
日本に食物繊維が足りない
いま、日本人に食物繊維が圧倒的に、不足しています。
かつて1955年(昭和30年)に20g以上とっていた食物繊維を
いま私たちは14gぐらいしかとれていません。
ちなみに食事摂取基準、つまり国の目標量も男性が20g、女性が18gと設定されており、
やはり足りていません。
食物繊維は言うまでもなく健康や美容の維持増進に必要不可欠な栄養素で、
肥満防止、糖尿病予防、腸内環境改善など数多のメリットを持っています。
なので、食物繊維摂取量を今以上に増やしていかないといけないのですが、、、、、、
まず知ってほしい日本人の食物繊維摂取の現状
日本人がどんな食べものから食物繊維をとっていると思いますか?
ぜひ、ちょっと考えてみてください。
野菜?果物?
どちらも違います:ー:
実は、日本人はすべての食べもののうち、もっとも食物繊維の摂取源としているのは白米なのです。
以下、二位が食パン、三位がキャベツです。
(出典:日本食物繊維研究会誌;3,1,25-32,1999)
(本論からズレますが、五位が味噌というのもおもしろいです。味噌の食物繊維あなどれない!)
つまり、
日本人は目標量に達していないながらも、食物繊維をとる拠り所としているのが他ならぬ白米なのです。
この結果、意外ではありませんでしたか?
白米から一番食物繊維をとっているといっても、白米に含まれる食物繊維は決して多くありません。
お茶碗一杯(150g)のごはんの中に含まれる食物繊維の量は、わずか0.8gです。
比較としていくつか紹介すると、
納豆1パックに含まれる食物繊維は2.3g、
ほうれん草のお浸し一人前で2.8g、
りんご半分の中には2.1gの食物繊維が含まれています。
他の食べものに比べると、白米に含まれる食物繊維の量は少ないです。
なのに、日本人は白米から一番食物繊維をとっている。
その理由は白米が主食だからです。
毎日毎食のようにごはんを食べているからこそ、白米が最たる食物繊維摂取源の地位に君臨できているのです。
いま白米をやめて糖質制限をしたら食物繊維不足に拍車がかかる
さて、ここまでお読みになってくださった方は、なぜ「白米をやめなさい」が半分間違っているかお分かりだと思います、、、
そう、この現状で白米をやめたら、ただでさえ少ない食物繊維がさらに減ってしまうからです。
ましてや、「白米をやめてその分肉を食べよう!!」なんていうのはとんでもないことです。
肉には食物繊維は含まれていません。ゼロです。
それでも糖質制限をしたいという方は、メチャメチャ意識して豆、野菜、海藻、きのこ、果物などで食物繊維を摂取されたほうが良いかと思います。
それこそ、一人で糖質制限ダイエットをしてしまうのは、
とてもリスクが高いです!!
長くなるので、
白米シリーズは、また明日のブログで引き続きご紹介させていただきます^^
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!